「そういえば、おばあちゃんは割と早寝早起きだけど、僕はバイトで帰りが遅いときもあるし、考えてみたらうちは親父とおふくろも出勤時間が違うし、高校に行ってる妹は部活とかで意外に早く学校に出かけるし、お互いがそのあたりに気を遣わなくてもいいようにしないといけないなぁ。やっぱりここの壁をぶち抜いて、お互いが共同で使えるリビングにしておこう。その方がお互いの部屋でバタバタしてても音も気にならないだろうし。」
二世帯住宅での共同生活でよく問題となるのが、お互いの生活時間の違いです。例えば、休みの日ぐらいゆっくり遅寝をしたいのに親世帯の目が気になってできない、いやいやこちらだって早く寝ているのに子どもや孫が遅くまでテレビを見たり起きているのが気になる、といったような数々のホントちょっとしたことが、一緒に住んでさえいなければ全く気にならないようなことなのに、二世帯住宅だからこそ言わなくてもいいようなことまで言ってしまうというストレスにつながることがあります。
こうしたお互いの生活時間のすれ違いをカバーする方法としては、やはり間取りを工夫をする必要があります。夜の早い時間は一緒に食事をしたりテレビを見て、10時を過ぎたらそれぞれの世帯で過ごすようにするといったルール作りをすれば、かえって共用リビングの空間はお互いの世帯の気配を消すクッション空間となるでしょう。これ以外に、カーポートは親世帯の居室とは反対側に作るようにするとか、親世帯の寝室の上はバルコニーなどにして夜の物音が気にならないようにする、といったちょっとした間取りの工夫でカバーできるでしょう。
コミュニケーションがうまくいくかどうかも間取り次第でしょう
どうすれば助け合えるのか、具体的に考えれば見えてきます